運転免許到着(免許取得の流れ)
免許が届いた!
なかなか届かないと評判のカリフォルニア州運転免許ですが、私はあっさり届きました。
封筒の消印を見ると、試験から1週間程度で発送されたようです。
同じく時間がかかると言われていたSSNもすぐに届いたので、ラッキーなのか空いている時期だったのかだと思います。
というわけで、これで晴れて自動車免許に関する活動が完了し、パスポートを持ち歩かなくても酒が飲めるようになりました。
免許取得までの工程
あらためて振り返ると、最もうまく行った場合で免許取得までの工程はこうなります。「国際免許証は居住から10日まで有効(キリッ! 」ということらしいですが、お役所仕事のスピードから物理的に不可能なので、不安を伴いながら運転することになります。
- 入国(0日目)
- SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)申請(7日目)*1
- ソーシャルセキュリティカード到着(14日目)
- 免許筆記試験(14日目)←ここで1年間有効な仮免*2と、2ヶ月有効な運転許可証*3をもらえます
- 免許実技試験(16日目)←ここで3ヶ月有効な運転許可証がもらえます
- 免許到着(23日目)←イマココ
というわけで、頑張れば1ヶ月以内に全工程を完了することができます。ただし、DMVが激混みだったり、うっかり試験に落ちたり、車が要件を満たしてなかったりなどなど、想定外のことは起こるものです。気長に頑張りましょう!*4
カリフォルニア州運転免許実技試験@West LA
いわゆるBehind The Wheel Test、日本語でいうところの運転免許実技試験を受けてきました。
事前準備
筆記試験の勉強をしていれば交通ルールはクリアになっていると思うので、
必要書類
- 車両保険証
- Car Registration(登録証)
- 仮免許証*1
が揃っていれば、あとはDMV公式Youtubeをひと通り見ていれば大丈夫です。自信を持っていきましょう!
California DMV - Rules of the Road #1 - Introduction ...
どのDMVで受験するか
この試験、実はDMV(免許センター的なもの)の選択が重要です。
私の場合、自宅最寄りのDMVはSanta Monicaですが、あえて少し離れたCulver Cityを選択しました。結果として一発合格だったので、正しい選択だったと思います。
DMV外観。右側の入口はとても並びますが、実技の人は列の左からスルスルっと入って23番窓口に行けばOKです。私は並んだせいで順番を待たされることになりました。
Culver Cityを選んだ理由
- 予約が取りやすい:実技はオンラインで予約できるのですが、Culver Cityは空いている*2らしく翌日の予約も可能でした。
- 事前情報が多い:会社の人が何人かここで受験しており、上司に至っては地図を描いて渡してくれました。
- 試験ルートの難易度が低い:現地の評判でもSanta Monica DMVでの受験は避けた方が良いと言われていました。歩行者や路上駐車が多いこと、道が比較的細いこと、Bike Laneが多くて特殊な右折が求められることが原因のようです。Culver Cityは比較的単純な道のようです。
この記事を読まれた方にも、Culver Cityでの受験をおすすめします。なぜなら、私が試験ルートを載せてしまうから*3です。一度ルート通りに走っておけば余裕ですね!
A:DMVから左折で出ます。更に左折左折でワシントンブールバードへ。
B:の右折は、朝夕*4は”No Turn on Red"*5なので注意です。
C:の交通量の少ない脇道で、路上駐車、バックをします。
D:まであとはスピードを落とし過ぎないように注意しましょう。
もちろん、混み具合などによって多少の変更はあるようです。このあたりはけっこう混雑しますからね。
試験に際して手間取ったことと注意点
- 前日にバッテリーが上がり、深夜同僚にブーストしてもらうことに
- 必要書類のうち、Car Registration(登録証?)がなく、レンタカーであるということを説明して窓口でネゴ
- 工事中の箇所があり、多少ルートが変わった
- 比較的空いている朝一がおすすめ*6
- 整備不良やパーキングブレーキがペダル式の車*7では受験できない
テスト結果は良好で、指摘は事前情報から「肩越しの左右確認」を意識しすぎて「注意深すぎ!」と減点されたこと、「見通しの悪い交差点」*8と思って通行していたところが普通の交差点扱いで「遅すぎ!」と減点されたことくらいでした。
もちろん、DMVも他のアメリカのお役所仕事同様、人によって対応がかなり左右されるので、悪い試験官にあたったらめげずに再チャレンジして下さいね!